平成18年、中国でのメラミン混入粉ミルク事件や毒入りギョーザ事件もあり、日本では食品への残留農薬等を規制するポジティブリスト制度が施行されました。これにより加工工場に搬入される原材料に対する責任の明確化と、万が一の事故に備え、原因調査と再発防止を図るためにも生産現場まで遡って安全を確認できるシステムの構築が図られました。
弊社でも乳業工場に搬入する原料乳の生産農家、集乳日、集乳時間、集乳量などの情報を一元管理できる体制を整備し、生産農家、加工業者、そして消費者に安心安全をお届けする役割を担っています。この取り組みを進めることで、北海道ブランドの確立と世界や国内の産地間競合においても優位な立場を確保することができると考えています。